賃貸トラブルを事前にチェック

賃貸物件を借りて、いざ住みはじめてみると、契約時に気付かなかった不具合が次々と見えてきます。これぐらいはしょうがない、と割り切れるものだと良いのですが、我慢できない場合は、最悪また引越をするハメにもなりかねません。

そんなトラブルを未然に防ぐために、よくある賃貸マンションのトラブルをチェックしておきましょう。

1)騒音に注意!

騒音の原因は主に2つ。隣接する部屋の住人によるものと、周辺環境によるものがあります。
隣接する部屋の住人による騒音は、隣人のマナーの悪さによる場合もありますが、壁が薄いなどマンションの構造が原因であることもあります。隣人のマナーが悪い場合は、マンションの管理者を通して改善してもらえる可能性もありますが、壁が薄いような場合は、普通の生活の音まで聞こえてくるので、改善は困難だと考えた方がよいでしょう。
また、大通りや線路に面した物件では、周辺環境の騒音に悩まされる可能性があります。そのような環境のマンションを内覧した場合は、必ず窓をあけて騒音の状況をチェックするようにしましょう。騒音に敏感な方は、大きな通りから一本入るだけで、だいぶ騒音は軽減されるので、立地を選ぶのが無難です。

2)臭いに注意!

気持ちのよい生活を送るために、「臭い」は重要なポイントです。
主な臭いの発生場所として、水周りやエアコンがありますが、実際に水を流したり、エアコンのスイッチを入れたりして、臭いの発生がないかチェックしましょう。また、共有部分については、ゴミ集積場やエレベーター内で嫌な臭いがしないかチェックしておいた方がよいでしょう。

ペット可物件の場合、廊下やエレベータ内でどうしてもペットの臭いが気になる場合があります。最近は、ペットと人で、通路やエレベーターが分かれているマンションもありますが、そうでない場合、「共有部分ではペットを抱きかかえる」などのルールが定められているか確認しておきましょう。

3)日当たり・風通しもチェック

間取り図では南向きだったのに、窓の外にマンションが建っていて光が入ってこない。そんなことが良く起こります。窓を開けて光がちゃんと入るか、風が流れるかチェックしましょう。

4)コンセントの位置や個数をチェック

自分の家電製品をどこに配置するか想像しながらコンセントの位置をチェックしましょう。数は足りていますか?同じようにテレビ・ネットのジャックもチェックしておきましょう。

5)マンションの管理状態をチェック

マンションの管理状態も、気持ちよく生活するために重要なポイントです。
管理人が常駐していないマンションでも、いざと言うときに対応してくれる管理会社があるか、また、共有部分が清潔に保たれているかチェックしましょう。

管理状態のチェックポイントとして有効なのものの一つに、郵便ボックスがあります。管理状態の良くないマンションでは、郵便ボックスからチラシがあふれていたり、周りにチラシが散乱していたりしますので、ぜひ、気にして見るようにしましょう。

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